スプートニク日本
ヴィシンスキー記者は「これはすべてキエフ当局の政治指導部の最高レベルが考え、仕組んだもの。現在、あちらはどうやら袋小路にあり、さっさと事は進まないようだ。なんとか一段落つける必要はあるものの、どうすべきかはあまりわかっていないのではないか」と語っている。
捜査のほうから誰かと捕虜交換の可能性が提案されているかとの問いに対しては、ヴィシンスキー記者は「相手はないも言っていない。ヘルソン市では何も解決されない」と答えている。
ヴィシンスキー記者は、今年5月18日、ウクライナ保安庁(SBU)がキエフにある同通信社のオフィスおよび記者らのアパートを家宅捜査した際に、国家反逆罪およびドンバスの自称共和国を支持した容疑で拘束された。ロシアとウクライナの二重国籍を持つヴィシンスキー氏には、この容疑により最高で15年の禁固刑が科せられる恐れがある。
ロシア総領事館はヴィシンスキー氏との面会を要請しているものの、同氏がウクライナ国籍を持つことから、要請は拒絶されている。
関連ニュース