スプートニク日本
アラブ語の衛星テレビ「アル・マヤディン」によると、少なくとも100人が負傷した。
シリア国営通信SANAによると、テロリストはアレッポの2つの街区で攻撃した。
アレッポ警察署長は攻撃の責任が国際テロ組織「アル=ヌスラ戦線」(ロシアでの活動は禁止)にあると見ている。
これより前、西側諸国は、東グータ地区ドゥーマで起きた化学兵器による攻撃をシリア政府によるものと決めつけた声明を表していた。これに対してロシアは、シリア軍は塩素爆弾を投下したとする情報を否定。ロシア外務省は、シリア軍が有毒物質を使用したとする情報の目的はテロリストを弁護し、外から行われうる武力攻撃を正当化するものとする声明を表した。
ロシア軍参謀本部は3月13日の時点ですでに、東グータ-地区で武装戦闘員らによって、化学兵器使用を脚色した煽動が準備されている事実を公表しており、これが将来、シリア攻撃の口実に使われる可能性があると指摘していた。
関連ニュース