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研究は母子941組を対象に実施された。妊娠中の母親の主なカフェインの摂取元は48%がお茶、38%がコーヒーだった。研究者らは、妊娠第1三半期(妊娠0週~13週6日)に、安全とされている1日あたりのカフェイン摂取量を100mgオーバーするごとに、新生児の体重は72g減少すると説明している。このほか、カフェインの過剰摂取が胎児の身長、頭囲、在胎週数に悪影響を及ぼすことが明らかになった。
研究結果によると、カフェインを過剰摂取した母親から生まれた新生児の体重は、摂取を最小限に控えた母親から生まれた新生児の体重と比較して170gほど軽かった。
研究者らは一方で、安全とされている1日あたりのカフェイン摂取量200mgを下回った場合でも、少しでも摂取すれば、程度の差こそあれ悪影響は避けられないと指摘している。