英国 ケルチ湾事件の対露制裁発動をあくまで主張 ロイター

© REUTERS / Toby Melville英国 ケルチ湾事件の対露制裁発動をあくまで主張 ロイター
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メイ英首相は、英国はケルチ湾での事件に関連し、補足的な対露制裁の発動をあくまで主張する構えを明らかにした。この声明は30日にかけての深夜、メイ首相がG20サミットに参加のため、アルゼンチンに到着した際に表された。

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ロイター通信の報道によれば、メイ首相は「EU内でロシアの行為に関してとられる制裁については、我々は常に積極的に行動してきた。我々は必要だと思う対露制裁を主張し続けていく」と述べている。

メイ首相は、「船舶および船員を解放し、状況の緩和を促さねばならない」と語った。

先に伝えられたところによると、トランプ氏は、ケルチ海峡でロシアの国境を侵犯したウクライナ海軍艦船が乗員もろとも拿捕された事件についての報告書に目を通した後、プーチン氏との会談を取りやめた。

ロシア連邦保安庁は11月25日午前、3隻のウクライナ船がロシア側に航行の許可を得ずにケルチ海峡に向かい、領海に侵入したと発表した

ロシア保安庁沿岸警備隊とロシア黒海艦隊の艦船がウクライナ艦船に対し、合法的な停止命令を行った。ところがウクライナ艦船はこれに反応せず、航行を続けたため、ロシア側は違反船舶の強制停止のため、武器を用いた。
ウクライナ海軍の兵士3人が軽傷を負い、治療を受けた。艦船は拿捕された。ロシア大統領府はこの事件を「非常に危険な挑発行為」だと呼んでいる。

ウクライナのポロシェンコ大統領は、黒海での出来事を受けて国内で戒厳令を発令する大統領令に署名した。

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