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広報室は「攻撃機や軍用機が、海岸を防護する部隊に対する敵の空爆をシミュレーションした。ZSU-23-4『シルカ』や9K35『ストレラ-10』の乗員は、携帯式防空ミサイルシステムや対空機関砲ZU-23を使って演習用の空中の標的を破壊した」と指摘した。
演習の目的は、敵の航空機が低高度で活動している際の射撃技術を向上させることだと強調されている。
ロシア連邦保安庁は11月25日午前、3隻のウクライナ船がロシア側に航行の許可を得ずにケルチ海峡に向かい、領海に侵入したと発表した。
ロシア保安庁沿岸警備隊とロシア黒海艦隊の艦船がウクライナ艦船に対し、合法的な停止命令を行った。ところがウクライナ艦船はこれに反応せず、航行を続けたため、ロシア側は違反船舶の強制停止のため、武器を用いた。
ウクライナ海軍の兵士3人が軽傷を負い、治療を受けた。艦船は拿捕された。ロシア大統領府はこの事件を「非常に危険な挑発行為」だと呼んでいる。
ウクライナのポロシェンコ大統領は、黒海での出来事を受けて国内で戒厳令を発令する大統領令に署名した。
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