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「T-HR3」はこれまで、有線による接続によってのみコントロールされていた。オペレーターが乗り込んだコスチューム型システムがロボットに接続され、オペレーターが動作をすると、ロボットはその動作を再現する、というものだった。今回は、データを送受信するモジュールをロボットに接続。これによって、ロボットを遠隔制御することが可能になっている。
このような制御方法は、ロボットの身体のバランスを理解したり、ロボットの各部分の協調や、視界に捉えた人間や他の対象に接触する際の力をコントロールしたりすることを可能にしている。
同サイトは、このロボットの遠隔制御について、5G技術と、より広帯域のデータ送信チャンネルが実現した後になってようやく可能になったと指摘している。12月6日には、ロボットのデモンストレーションが東京で行われる。