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研究者らは、紀元前1世紀から紀元後半世紀に作られたと見られる銅合金の指輪がピラト本人か、配下の役人の所有物だった可能性があると仮設を立てた。
指輪はピラトが印として利用し、騎士がローマ帝国の階級に属するサインとして用いられた可能性がある。指輪はヘロデ王が現在のベツレヘムとエルサレムの間に建てた宮殿遺跡ヘロディウムで1960年代後半、大量の他の遺物とともに発見された。
イスラエルのハアレツ紙によると、ダニー・シュワルツ教授は「私はあの時代の他のピラトを誰も知らない。指輪は、その人物が高い地位にある人間だと示している」と述べた。