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女性によると、盗撮されたのは2015年だが、そのことを知ったのは最近になってからだという。
9月、女性はポルノサイトに自身のフルネームと一緒に掲載されていた動画へのリンクが記載された電子メールを受け取った。女性によると、メールの送り主はさらに別の性的動画を送るよう求めたほか、数千ドルを要求した。女性が拒否すると、動画は別のサイトにも投稿され、女性の同僚などにも動画が送られたという。
女性は精神的損害を被ったとして、ヒルトン・ワールドワイドに1億ドルを求める意向。女性の弁護士は、隠し撮りしたのはおそらく「ホテルの従業員の1人、あるいは部屋に直接アクセスできる人物」だと述べている。
ヒルトン・ワールドワイドは起こったことについて「ショックを受けている」とし、「宿泊客の安全」は同社の優先事項だと強調、「このようなプライバシーの侵害は言うまでもなく非難されている」と発表した。なお最近ホテルは改修が完了したばかりだが、記録装置は一切見つからなかったという。ホテル側は、事件の調査で当局に協力することを約束した。