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雅子皇太子妃は、来年の明仁天皇の譲位の後は皇后になられる。感想にも「平成最後の誕生日」を迎えたことへの「深い感慨とともに、ある種の寂しさ」が表された。
雅子皇太子妃は今年、皇室に入って25年を迎えた。外国語の堪能なキャリアウーマンの雅子さんは外務省の仕事を辞めて、まったく違う世界に入った後、ストレスを原因とする「適応障害」を患ってしまった。
ご容体は回復に向かい、公務の数は増えてはいるものの、ご本人はこの先を思うと「どれ程のお役に立てますのか心許ない気持ち」と不安をのぞかせておられる。雅子皇太子妃は一方で、地方での公務の際に市民からかけてもらった声が身近に感じられ、大きな支えとなっていると感謝を表され、「国民の幸せのために」力を尽くしていきたいとお気持ちも強く表された。