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フランスのル・ドリアン外相は9日、燃料費値上げに反対する「黄色のベスト」の抗議行動にあたかもロシアが加担した疑いがあるとして、国防国家安全保障会議の事務局長が調査を行っていることを明らかにしていた。
9日のタイムズ紙も、ツィッター上にロシア当局との関係が疑われるアカウントが数百件見つかり、これらのアカウントが「フランスの街頭デモの規模を拡大する」目的で毎日1500件以上のメッセージを発していたと報じている。
ペスコフ報道官は、ロシアはフランスをはじめとするいかなる国の内政にも関与しておらず、この先も関与するつもりはないと断言している。
ペスコフ報道官はさらに、フランスの抗議行動にロシアが関与したと断定するのは中傷であると補足した。
フランスでの「黄色のベスト」抗議行動は一部暴動化しつつ、国内の諸都市に拡大している。フランス当局は鎮静化を狙っているものの、成功していない。
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