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声明では、「144品目に対する25%及び67品目に対する5%の引き上げ分の関税を徴収するとの決定は、2019年1月1日から3月31日まで一時停止される」と述べられている。その結果、この決定の対象となるのは、それぞれ25%と5%まで関税を引き上げるとの決定が以前に承認されていた211品目となる。
中国と米国は7月と9月、輸入規模が年間で数千億ドルに上る一連の製品に対し、関税の引き上げ分を互いに導入していた。
米国と中国は今年7月6日、互いに追加関税を課す措置を発動し、米中貿易戦争が始まった。米国は年340億ドル相当の中国製品818品目を対象に25%の追加関税をかけ、中国も同日、同規模の報復措置を実施した。
また米国は8月、160億ドル相当の中国製品に25%の関税を課し、中国もただちに同等の措置を講じた。
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