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世界で、酸素がなく、よって生命体も存在しない海域は、1950年代から数10倍に増え始めた。こうした現象は、以前は大海でしか生じないと考えられていた。その最大の例は、インド洋北西水域に100万立法メートル超にわたって広がっている。
科学者たちは、デッドゾーン出現の主な原因は、地球温暖化にあると考えている。デッドゾーンでの水温上昇は、水中の酸素含有量を減少させ、ひいてはさらなる水温上昇を引き起こす。その上、排水や肥料、多量の窒素が水に溶け込むという人的要因も状況を悪化させている。
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