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往還機「VSS Unity」は、航空機「ホワイト・ナイト・ツゥー」を高度13キロメートルに配置し、その後、発射母機「スペースシップツゥー」から分離して、ジェットエンジンを作動させた。離脱から約1時間後、同機は地上への着陸に成功した。
Lovely shot of takeoff! WhiteKnightTwo and SpaceShipTwo take to the skies pic.twitter.com/JFcSDVB9jR
— Virgin Galactic (@virgingalactic) 13 декабря 2018 г.
「ヴァージン・ギャラクティック」社は、2016年以来、「VSS Unity」の試験を行ってきた。近い将来、これにより地球軌道付近の宇宙旅行は可能になるだろうと想定されている。
SpaceShipTwo looking back on Spaceship Earth 🌎 pic.twitter.com/ynr31mKzzf
— Virgin Galactic (@virgingalactic) 13 декабря 2018 г.
同社は、このテスト飛行で往還機が宇宙空間との境界に達したと確信しているが、これは厳密には正しくない。現在、ほとんどの国では宇宙空間との境界は、海抜高度100キロメートルのカーマン・ラインとしている。しかし、最近、国際航空連盟は、この高度を20キロメートル下げた海抜高度80キロメートルにすることを提案した。この高度は米国空軍が堅持している。「ヴァージン・ギャラクティック」社は、この提案に対し告訴する可能性がある。