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食行動の研究を行ったミッシェル・フィリポフ博士は、「今の流行はビーガンで肉食志向ではないという選択はあなたではなく、あなたに代わって有名人や料理番組が決定している。今、スーパーマーケットや利用者を満足させ、店の棚を売り切りにさせているのはこの人たちであって、個人の食の好みではない」と語っている。
フィリポフ博士は、「最近まで、食行動でのどんな選択も、動物の権利のためにたたかうという欲求や自分の健康や環境に対する懸念など、内的動機によって規定されていた。ところが今や、外部によって設定された標準に倣おうとする気持ちがすべてを決める。人々はしばしば、ブロガーや料理番組の司会者アドバイス、テレビのスターや有名人の例、さらにはモバイルアプリやSNSコミュニティの宣伝などに従う」と強調した。
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