天文学者ら、火星表面の巨大な「雪の湖」を写真撮影【写真】

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欧州宇宙機関(ESA)の探査機「マーズ・エクスプレス」が、火星の軌道上での活動開始から15年になることを祝い、莫大な量の氷と雪で満たされたクレーターを撮影した詳細で非常に美しい複数の写真を取得した。これらの写真は、欧州宇宙機関のウェブサイトに掲載された。

スプートニク日本

研究者らが指摘するところでは、同探査機は、火星の主要な謎の研究において主導的役割の1つを担っているという。その謎とは、火星に莫大な量が蓄えられていた水が失われたという秘密。

実は、研究者らは今日、遠い昔には火星の表面に、川や湖、水を湛えた紛れもない海洋が複数存在していたと考えているのだ。

火星で最も大きな水の蓄積は、「コロリョフ・クレーター」の中に見ることができる。このクレーターは直径が84キロの穴で、火星の北極領域の付近にあり、ソ連の技術者でロケット設計技師だったセルゲイ・コロリョフに敬意を表して名づけられた。

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