露外務省、INF全廃条約維持に関するロシア提出の決議案が否決されたことで、国際安全保障アーキテクチャが新たな打撃を受けた

© 写真 : Patrick Gruban国連総会
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ロシア外務省は、国連総会が中距離核戦力(INF)全廃条約の継続に関するロシア提出の決議案を支持しなかったのを受け、失望を表明した。ロシアは、国際安全保障アーキテクチャが新たな打撃を受けたと考えている。

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国連総会は21日、ロシアが提出したINF全廃条約の維持に関する決議案を否決した。賛成43カ国、反対46カ国、棄権は78カ国だった。

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ロシア外務省は「このようにして国際安全保障アーキテクチャが新たな打撃を受けた。今やINF全廃条約の崩壊により、一度に世界の複数の地域が軍拡競争、あるいは直接対決に突き落とされる恐れがある」と発表した。

ロシアは、「これらの国々は、その黙認あるいは思慮のない妥協主義によって、条約の消滅に対して米国を事実上祝福した」との考えを示した。

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