国の障害者雇用は1・22% 水増し問題で未達成、不足4千人

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厚生労働省は25日、行政・立法・司法機関を合わせた国の障害者の雇用率は今年6月1日現在1・22%で、雇用した障害者は計約3900人だったと発表した。国の法定雇用率は2・5%だが、中央省庁などでの長年にわたる不適切な計上が原因で計約4270人が不足。法定率を大きく下回る現状が改めて浮き彫りになった。

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政府は来年末までの法定率達成を目指すが、現実的には難しく、期限の延長も検討している。

厚労省は毎年、国や民間企業の雇用率の状況を公表している。水増し問題が発覚したことを受け、今年10月に再調査した昨年6月の国の雇用率は1・17%だった。

(c)KYODONEWS

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