スプートニク日本
「彼女たちはショートプログラムでは4回転ジャンプは跳ばず、フリープログラムで、『さあ、跳ぶわよ』とばかり4回転ジャンプを全世界に見せつけ、点数を取り戻した」とタラソワ氏は語った。
「大会では大きな悲劇が起こった。ジェーニャ(エフゲニア・メドべージェワの愛称)はショートプログラムで失敗したが、彼女には自分の演技をとても見せて欲しかった。アリーナ(アリーナ・ザギトワ)はショートプログラムでは完璧だったが、フリーで崩れた」とタラソワ氏は述べた。
「ロシア選手らはまわりを気にする必要はないが、しかし、紀平梨花選手だって日本選手権のショートプログラムで失敗し、5位に終ったではないか。そして誰も彼女に石を投げることはなく、彼女に去れとも言わなかった。 そして翌日、彼女は155点という優れた結果を出し、 世界記録を上回った」とタラソワ氏は言葉を結んだ。