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ロイターによると、米軍が駐留する海外の紛争地をトランプ氏が就任後に訪問するのは初めて。
トランプ氏は兵士を前に、民主党がメキシコとの国境に壁を建設するための費用50億ドルを予算から拠出するのを拒否したことによる、一部政府機関の長期閉鎖に向けた準備はできていると指摘し、「米国社会は壁を求めている」と述べ、必要なだけ待つと語った。
またトランプ氏は、マティス米国防長官の退任につながったシリアからの米軍撤退に関する自身の決定の正しさを主張した。
トランプ氏はまた、米国が今後もアフガニスタンに駐留する米軍部隊を維持するべきかについて疑問を呈した。
その職員が強制的な休みに入る米国の一部政府機関の閉鎖は、約80万人の職員に影響した。なお約400万人の職員を有する連邦政府の大部分は、閉鎖の影響を受けていない。
先に、ドナルド・トランプ米大統領は26日のイラク訪問で、米国は「世界の警察官」であり続けることはできないとの考えを示したと報じられた。