スプートニク日本
習主席は、中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会による「台湾同胞に告げる書」の発表から40周年となるのを記念する演説の中で、「我々は、外部勢力による干渉に対し、及び『台湾独立』を支持する少数の分離主義者と分離主義運動に対し、軍事力の行使を放棄することは約束せず、必要な全ての措置を講じるという選択肢を保持する」と述べた。
また、そのような措置について、いかなる場合にも台湾同胞に対して向けられることはないと強調。「台湾海峡両岸の同胞は、平和を目指し、平和を守り、ともに平和を享受しなければならない」と付け加えた。
中華人民共和国の中央政府と台湾の間の公式的な関係は1949年に途絶えている。台湾と中国大陸の間の実務的な非公式の接触は、1980年代末に再開。1990年代初め以降、双方は複数の非政府組織(NGO)を通じて接触を保つようになっている。