出国税が7日から適用開始 インバウンド対応強化が狙いか

© Fotolia / NicoElNino空港
空港 - Sputnik 日本
サイン
日本からの出国時に1人1000円を課す国際観光旅客税(出国税)が7日、始まった。日本経済新聞が報じた。

スプートニク日本

出国税は空路の場合、航空券の購入時に空港使用料や燃油サーチャージなど、その他手数料などと同様に航空券料金に上乗せされる。

増加する訪日外国人観光客に日本は対応できるのか 日本の民泊事情とAirbnb - Sputnik 日本
増加する訪日外国人観光客に日本は対応できるのか 日本の民泊事情とAirbnb
日本経済新聞によると、出国税に関して、外国の大使や国賓のほか、飛行機で入国後24時間以内に出国する乗り継ぎ客、悪天候など航空会社の不都合で入国した旅客、2歳未満の旅客は課税が免除される。なお、航空券をキャンセルした場合、格安航空会社(LCC)が出国税の払い戻しに応じられないケースも考えられるため、これについては各社に問い合わせる必要がある。

出国税は27年ぶりの新税で、観光振興などの施策に充てられる予定。訪日外国人観光客の増加を背景に、受け入れ環境を整えるための財源確保が狙いとされている。

関連ニュース

日本、ロシアからの観光客数の記録的増加を予想

電子査証、20年春初導入へ 政府、中国人観光客対象

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала