防衛省、米軍機訓練候補地「馬毛島」の買収へ

© REUTERS / Yuya Shino米軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」
米軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」 - Sputnik 日本
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日本の防衛省は鹿児島県西之表市の馬毛島について、購入額160億円で、地権者との間で近く売買契約を結ぶ見通しであることが明らかになった。読売新聞が報じた。

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日米両政府は2011年から馬毛島を巡る売買交渉を続けてきた。同島では、米原子力空母「ロナルド・レーガン」の洋上展開前に、FA18戦闘攻撃機の離着陸訓練(FCLP)が行われる予定。

読売新聞はこの見通しについて、「日米の安全保障体制を強化する意味でも意義は大きい」と指摘している。馬毛島は中国の脅威を踏まえた南西防衛強化の一環で、有事の空自戦闘機の分散配置拠点とされる。

馬毛島は種子島の西方約12キロに位置する無人島。馬毛島では買収後に自衛隊施設の整備が行われる予定。

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