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同誌は定期的にビッグマック指数を作成し、世界100カ国超で大きな人気を博しているビッグマックの価格に基づき、様々な国の通貨を比較している。2018年分のビッグマック指数を調査した同誌は、各国通貨の大部分が米ドルに対して非常に過小評価されていることが分かったとの結論に至った。今回の一覧表の中で例外となっているのは、スイス・フラン、ノルウェー・クローネ、及びスウェーデン・クローナだけだった。
日本円は一覧表の中程、タイのバーツとホンジュラスのレンピラの間に位置している。ビッグマックの日本での価格は390円(3.6ドル)、米国では5.58ドル(602.2円)となっている。バランスのとれた為替レートの下では、円の対ドル交換比率は1ドル=69.89円となるはずだが、実際には円はドルに対してもっと安い。このことは、円がドルに対して35.5%過小評価されているということを物語っている。
一覧表を締めくくっているのはロシア・ルーブル。ロシアでは2018年、ビッグマックの価格が110.17ルーブル(178円=1.64ドル)だった。米国におけるビッグマックの価格である5.58ドルと比較すると、ロシア・ルーブルは70%過小評価されていると分かる。