スプートニク日本
宇宙位置測定センサ「AZDK-1」の地上での実験は完了した。次の段階は宇宙条件を模した飛行状態での計器の試験だ。今年末の実施を予定する。
センサ「AZDK-1」により、星間宇宙船は高い精度で位置を確認できる。類似品が数キログラムするなか、このセンサの重量はわずか193グラム。
位置測定センサはあらゆる宇宙機器に不可欠な要素だ。大型の宇宙船用のこうしたセンサーは50年以上の開発の歴史を持ち、その技術の開発水準は高い。だがナノ・ミクロ人工衛星には特別な条件が加わる。センサのサイズは数センチを超えず、重量は100〜200グラムまでで抑えなければならない。
関連ニュース