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トランプ大統領は自身のツイッターに、「長い間遅れていたシリアからの(軍の)撤退を始めつつある。同時に、カリフ国家『イスラム国(ダーイシュ、IS)』の小規模な残存勢力に対する攻撃を強力に、そして多方面から行っている。もしそれ(ダーイシュ)が再編された場合は、隣接している基地から再び攻撃する。(トルコが)クルド人を攻撃した場合には、トルコを経済的に破壊する」と書き込んでいる。
また、トランプ大統領によると、米国は「クルド人がトルコを挑発する」ことも望んでいないという。
トルコのエルドアン大統領は、ユーフラテス川よりも東の地域での作戦開始の用意のほか、米国がシリアのクルド人勢力「人民防衛隊(YPG)」をシリアのマンビジュから撤退させない場合、マンビジュでもYPGに対して作戦を開始する用意がトルコ政府にはあると表明していたが、昨年12月14日に行われたトランプ大統領との電話会談後、シリアにおける軍事作戦開始を延期する決定を下したと発表している。