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昨年7月に開催されたNATO首脳会議中、トランプ氏は国家安全保障担当の補佐官にNATOの存在意義を疑問視する発言を行い、離脱の意向を漏らしていた。
同紙によると、マティス前国防長官やボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は離脱が欧州での米国の影響力を著しく低下させ、数十年間にわたりロシアを「強化する」と考え、トランプ氏の意図に言及せず米国の戦略を進めるよう急がせた。
NATO軍司令官を務めたジェームズ・スタヴリディス氏は、米国の離脱が「超大規模の地政学的過ち」になると指摘する。