ソ連製科学探査機、40年の時を経て地球に「帰還」

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ソ連が1977年に高軌道に打ち上げた太陽観測衛星「プログレズ6」が16日夜、地球に帰還し、大気圏に突入して燃え尽きた。サイト「Space-Track.org」が伝える。

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プログレズ6は1977年9月に宇宙に打ち上げられた。現代の多くの科学探査機と違い、「プログレズ」計画で打ち上げられた探査機は非常に長い楕円軌道で地球の周りを周回していた。

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この軌道により、世界で初めてヴァン・アレン帯や宇宙マイクロ波背景放射といった宇宙の現象を探査することが出来た。

軌道上で1年ほど稼働したプログレズ6は故障し、地球に徐々に近づきながら周回を続けた。

昨日になってついに、プログレズ6は打ち上げからおよそ42年の時を経て地球に帰還し、大気圏に突入して燃え尽きた。

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