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「ここ最近は、残念ながらこの両選手(メドベージェワと羽生)と一緒のトレーニングは叶わなかったけれど、ふたりはいつだって私を励ましてくれました。彼らは本当にものすごいフィギュア選手です。彼らといっしょにいることができて、私はいつも楽しかった。」
本大会で選手生活にピリオドを打つことについて、フェルナンデス選手は確証し、この先、監督としての活動に移行することを明らかにしている。
「欧州選手権の結果の如何によらず、この大会が出場する最後の試合です。私は最終決定を出しました。」
かつて、フェルナンデス選手のジャンプの秘密を知りたくてオーサー監督に入門したという羽生もフェルナンデスの消えたリンクで「ハビが恋しい」と監督にもらしていた。それだけフェルナンデスの存在は羽生には大きかった。
オーサー・チームに入りたてのメドベージェワもフェルナンデスとは仲が良く、互いに認め合っており、ミンスクに送り出す前に「ハビ、頑張って!」のメッセージをインスタグラムで送っている。
21〜27日にかけてベラルーシ首都ミンスクでフィギュアスケート欧州選手権が開かれている。メダルをかけて競うスター選手のリストは圧巻だ。「ミンスクアリーナ」の観客席からはロシア代表を率いるアリーナ・ザギトワ、ミハイル・コリヤダ両選手を見ることができる。フランスチームも最強の布陣で訪れる。氷上に立つのは平昌冬季銅メダリストで世界選手権を2度、欧州選手権を6度優勝したハビエル・フェルナンデス(スペイン)選手。イタリアやドイツの有名選手も出場する。選手権の主要ニュースはスプートニク特派員が現地からお伝えする。
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