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騒ぎを引き起こしたのは、ロイヤル・エア・モロッコの飛行機でカサブランカに向かおうとしていた女性の手荷物だったと伝えられている。女性の手荷物が検査された際、起爆装置に似た物体が発見されたという。
空港職員らは、南ターミナルの2つのホールから人々を避難させると発表。これらのホール周辺には「保安境界線」が設定された。現場には工兵らが呼び出され、問題となった物体について、照明部品が取りつけられた最新流行の靴一足であることが工兵らによって突き止められた。明らかになったところでは、この靴の所有者である女性は有名モード雑誌で記者として働いているという。
靴が原因となった警報は16時頃に発表され、3時間後になってようやく解除された。騒ぎの結果、数便のフライトが遅延となったと同紙は指摘している。