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ザギトワはミンスクの宿舎と思われる場所にリンクに投げ込まれたたくさんのぬいぐるみを律儀に並べ、まず監督たちに感謝の言葉を書いたあと、ぬいぐるみでフラッシュモブをしてくれたファンにありがとうの気持ちを伝えた。日本にファンが多く、今回、はるばる離れたベラルーシまで応援に来てくれたなかには日本人もいた。その日本人ファンに格別の気持ちを伝えたかったのだろう。ザギトワは日本語でも今年初めてのメダルを取れたうれしさと、応援への感謝の気持ちを伝えた。
「開催地ミンスク、そして、私を支えてくれたすべての皆様、ありがとうございました👏🤗
特に、スケート上でのぬいぐるみフラッシュモブをしてくださったファンの方に、感謝を伝えたいです😁みんな本当に最高です💥❤💥🤩💥
みなさまの応援が、私に自信を与え、みなさまへ次のパフォーマンス見せたいというモチベーションになります⛸💃🎯🏆😊
子どもたちへ幸せを運んでくれることを願って、皆様から頂いたぬいぐるみたちは、孤児院へプレゼントさせていただきました💝👭👬👫💝
欧州選手権で2019年初の貴重なメダル」
流ちょうな邦訳からはおそらくザギトワには翻訳を担当してくれる日本人がいるのではないかと思わせる。
選手権フリープログラムででザギトワは同じロシアのサモドゥロワに差をつけられ、銀に甘んじた。大会後の記者会見で謝罪を口にしたが、個人主義の発達したヨーロッパの選手からはこういう発言が漏れることは珍しい。五輪後に始まった大きな注目とそれによる重圧、成長痛など、人に言えない苦労を抱えるザギトワの心にはいろんな思いがよぎっただろう。インスタを読むと、高見に達し、だからこそ首を垂れるプロとしての彼女の細やかな神経がわかる。
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