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「Face Time」の問題を最初に見つけ、ツィッターを通じて広めたのは米国人ユーザーのベンジー・モブさん。モブさんいわく、「Face Time」機能を使って電話をかけると、通話相手が受話器を取らなくても相手のマイクとフロントカメラへアクセスしてしまう。モブさんはいわゆる盗聴ができることを証明した実験録画をツィッターで紹介した。
モブさんのツィッターをうけて今度はポータル「バズフィード」のジャーナリストたちが同じ実験を繰り返した。その結果、「Face Time」の通話者による「盗聴」は「ドント・ディスターブ(迷惑防止)」をオンにしないと防ぐことができないことがわかった。
バズフィードは実験の実証結果をもとにApple社にコメントを求めると、同社の代表は、「Face Time」の問題点はすでに周知であり、近日中に改めることを約束した。現在、Apple社の公式ページでは「Face Time」のサービスは「一時利用不可」を示す黄色でマークされている。