ウクライナ大統領 露とは「たとえ冷たくとも和平が必要」

© REUTERS / Valentyn Ogirenkoウクライナのポロシェンコ大統領
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ウクライナのポロシェンコ大統領は、「人々は戦争に疲れた」として、同国にはロシアとの「たとえ冷たいものであっても、和平が必要」だと考えている。このような内容の発言を大統領は29日、キエフで開催されている「クルーティからブリュッセルまで 我々は自らの道を歩む」と題するフォーラムで行った。

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ポロシェンコ大統領は、「平和を保証できるのは、戦闘能力が高い軍だけだ」と考えている。また、自らが出馬する意向の来たるべき大統領選挙では「戦争と平和」が主要テーマの1つとなるとして、「国民は、単に大統領を選ぶのではなく、最高総司令官をも選ぶことになる」とも述べている。

ウクライナ大統領選挙は、3月31日に実施予定。複数の世論調査によるデータでは、最も多い数の支持票をウクライナ国民が投じる用意がある候補は、政党「祖国」のティモシェンコ総裁(12%)。芸人のゼレンスキー候補が2位(11%)、現職のポロシェンコ大統領は3位(7%)となっている。

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