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トレンタ国防相はコリエーレ・デラ・セラ紙のインタビューで「我々は17年間アフガニスタンに駐留し、54人が死亡、70億ユーロを費やし、我々の貢献は顕著だったが、現在状況は進展しており、当事者らは合意に向かい、合意に達することに期待している。我々は国家としてそれを念頭に置いている」と語った。
先にイタリアのマスコミは、国防省筋の情報をもとに、国防省の指導部がアフガニスタンからイタリア軍を撤退させる可能性を調査するよう指示したと報じた。
アフガニスタンにはイタリア軍兵士900人が駐留しており、撤退には約1年かかる可能性があるという。
トレンタ国防相は、「最終的な決定は同盟国と共同で行われる」と強調したが、アフガニスタンからの撤退の可能性は「国の戦略的利益」によるものだとしている。