タイ暫定首相がバンコク市民に提案 マイカー止め、公共交通機関に切り替え

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タイのチャンオチャ暫定首相は首都バンコクの市民に対し、市の大気の質改善のために自家用車の利用を止め、公共の交通機関に切り替えるよう呼び掛けた。2月1日、バンコクポストが報じた。

スプートニク日本

チャンオチャ暫定首相は、「市民が自動車の利用を減らす可能性を有しているのであれば、これを利用せねばならない。(バンコク市民は)電動列車またはバスという移動手段も検討できる」と述べている。

1月30日、バンコクのアスヴィン・クヴァンムアング市長は大気汚染を理由に市役所管轄区域にある学校、437校の授業の一時停止を命じた。この他、教育省もバンコク市内の国立校、私立校、幼稚園を今週末まで一時閉鎖することを決めた。こうした決定がとられたのは、環境汚染管理課の報告書が発表が原因。同課は30日午前、バンコク市内の39の区域で健康への悪影響が懸念されるPM2.5(微小粒子状物質)の値が標準値を数倍上回るレベルに達したと発表した。

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