前ベルギー国王の隠し子問題 DNA検査命じる判決に上訴へ

© AFP 2023 / Benoit Doppagneデルフィーヌ・ボエルさん
デルフィーヌ・ボエルさん - Sputnik 日本
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前ベルギー国王、アルベール2世(84)はDNA検査を受けるよう命じた判決に対して上訴する。芸術家、デルフィーヌ・ボエルさん(48)はアルベール2世の隠し子だと主張して認知を求め、DNA検査を求めている。アルベール2世は検査を拒否している。アルベール2世の弁護士が1日、発表した。

スプートニク日本

ボエルさんの母親、シベル・ド・セリス=ロンシャン女男爵は長年、ボエルさんの父親が誰かを隠していた。セリス夫人がボエルさんにアルベール2世の隠し子であり、王室の称号と特権を求められると伝えたのは18歳になってからだった。

当時王子だったアルベール2世とセリス夫人の関係は16年続いた。だがアルベール2世はボエルさんを認知していない。

​ボエルさんが訴えを起こしたのは2013年6月。アルベール2世が長男のフィリップ国王に王位を継承し、国王としての不可侵を失った直後のことだ。

2018年10月25日、裁判所は、セリス夫人の元夫であるジャック・ボエルさんがデルフィーヌ・ボエルさんの生物学的父親ではないとする判決を下し、アルベール2世に3ヶ月以内にDNAテストを受けるよう命じた。

アルベール2世の弁護士はこの判決に対し、上訴する方針だ。

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