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これについては日本外務省の公式ウェブサイト上で、河野外務大臣会見記録として公開されている。
INF条約について、河野外相は記者団に対し「このINF条約が果たしてきた役割は非常に大きいと思っておりまして、アメリカがこの条約の義務を停止すると表明するに至った状況は、あるいは問題意識は理解しますが、条約が終了せざるを得ない状況というのは、世界的に望ましいものではない」と述べた。
河野外相はまた、「米露だけではなく、中国などを含む関係国としっかりやりとりをしながら、この国際的な軍縮に資するような枠組みをしっかりと作っていくことに貢献をしていきたい」との考えを示した。
ドナルド・トランプ米大統領とマイク・ポンペオ米国務長官は1日、INF全廃条約履行の凍結、および離脱手続きの開始を表明した。これに際してポンペオ国務長官は、INF全廃条約を存続させるため、ロシアに半年間の猶予を与えるとの意向を示している。
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