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ロシアのラブロフ外相は、米国が戦略兵器削減条約(START)延長問題に関するロシアの提案に反応しないと指摘し、憂慮すべき状況だと述べた。
プーチン大統領は、米国が構築された安全保障システムを解体するための口実を常に探していると非難したうえで、ロシアがこの分野で出す提案は支持されていないと述べた。
プーチン大統領は、米国のINF全廃条約離脱決定を受けた対抗措置の実施に関わらず、ロシアが軍拡競争に引きずり込まれることはないと述べた。
プーチン大統領は外務・防衛担当閣僚に「今後、この問題に関して一切の交渉を開始しない」よう指示した。一方で、ロシアの提案は全て有効であり続けているという。