スプートニク日本
報道によれば、プルーイット氏は2006年から毎日約3時間、ウィキペディアの編集を行い、英語版の全記事の3分の1に関して、少なくとも1回編集を行った。この編集の数から彼は無条件でリーダーとなり、次に編集数が多いライバルでも、彼との差は90万にのぼる。
スティーヴン・プルーイット氏は両親とバージニア州に住んでいる。彼はそこで生まれ育ち、大学を卒業し、米国税関国境監査局のアーカイブと文書を扱っている。
プルーイット氏は取材に対して「私がすべて無料でやっているという考えは魅力的だ。私の母は旧ソ連で育ったので、無償で知識を共有し、無償で情報を共有することがいかに大切かを私はよくわかる」と語った。
プルーイット氏の無欲と勤勉にも拘らず、実際には、記事から知識を得て、改正を決めた米ソーシャルニュースサイト「レディット」の何人かのユーザーですら誰も彼の名前を知らなかった。同サイトではディスカッションが行われ、プルーイット氏はヒーローであり、彼のために資金を集めようという提案が持ち上がった。
関連ニュース