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1月26日、ドイツ、フランス、スペイン、またその後、英国とオランダは、8日以内に選挙の実施を表明しなければベネズエラのグアイド国会議長を暫定大統領として承認するとの最後通告を行った。それから間もなく、EUのモゲリーニ外交安全保障上級代表は、EUを代表して同様の立場を表した。最後通告は3日に期限を迎えた。
マドゥロ大統領は、スペインのテレビLa Sextaのインタビューで「われわれは誰からの最終通告も受け入れない。これは私が欧州連合に『カタルーニャ共和国を承認するためにみなさんに7日間を与える。さもなければ、われわれは対策を講じる』と言いうのと同じことだ」と述べた。
マドゥロ大統領は、米国のベネズエラに対する「優位政策」は「新たな冷戦における重要な目標」だとの考えを表し、同政策に従っているとしてEU諸国を非難した。
またマドゥロ氏はベネズエラについて、米国が欧州の主要な大国や最近形成されたラテンアメリカ諸国の「右派」政府の同意を得て組織したクーデターの犠牲になったとの確信を示した。