スプートニク日本
「はやぶさ2」は昨年6月には「リュウグウ」の上空20キロの位置に到着しており、当初の計画ではタッチダウンは10月までには行われるものとみられていた。ところが着陸のために選択された場所に極めて高く険しい岩があることがわかり、入念な調査が行われた後、土壌サンプルの採取と実験に適した新たな着陸候補地が選びなおされた。
研究者らは宇宙に生命が拡散していった謎を解く手がかりをつかむために、「リュウグウ」に水と有機物の痕跡を発見したいと意気込んでいる。「はやぶさ2」は合計で3度の着陸を行い、2020年までの地球帰還を目指している。
関連ニュース