トランプ大統領 新INFの締結もありうる 年次教書

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トランプ米大統領は議会で一般教書演説を行い、中距離核全廃条約(INF)からの離脱計画を明らかした一方で、ロシアと新たな合意を締結することもあり得ると語った。

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トランプ大統領は「数十年前、米国はロシアとの間に条約を結び、それによって我々はミサイルの能力を制限、削減することに合意した。我々が合意を完全に遂行する一方でロシアは幾度となくその条件に違反した」と語り、このことがまさに条約離脱の理由だと指摘した。

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新たな条約についてトランプ大統領は、これにはほかの諸国も参加が可能だと述べ、まず中国を挙げた。

「おそらく我々は別の協定について合意ができるだろう。中国などの他国も加えて。もし合意できない場合は我々は著しく優越し、その他を大きく引き離すだろう。」

トランプ氏のこの声明についてロシアのラブロフ外相はコメントを発表し、ロシアは再三にわたり、様々なイニシアチブを発揮したものの、そのいずれに対しても米国は反応を示さなかったと語っている。

「我々の西側の同僚らからは何の反応もなかったため、プーチン大統領はこのテーマを大きく取り上げることなく、我々の西側のパートナーらが戦略的安定の総合的問題に関し、かなり前に彼らに示されている提案に反応できるようになるまで、静かに待ち続けるよう指示を出している。」

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