スプートニク日本
学者らによると、溶解する2つの氷床が2100年までに地球に影響を与え、平均気温は3~4度上昇し、その結果、グリーンランドと南極の氷床からとけ出した大量の水が世界の海洋に流れ込む。
氷床のシミュレーションは、2065年から2075年の間に最も急激な海面上昇が起こる可能性があることを示した。
とけた温かい水が、例えば大西洋北部などの海洋に流れ込むにつれ、メキシコ湾流のような主要な海流は著しく弱まり、これが北極、カナダ東部、中央アメリカの高地では気温の上昇を、北欧や西欧では気温の低下を引き起こすという。