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英ランカシャー生まれのイノスケ・モモナカイヤ下級伍長は同輩からはモモと呼ばれていた。モモナカイヤ氏は人種差別に対し、過去最高額の慰謝料を受け取った。裁判は6年続いた。
4人の子供を持つ父親であるモモナカイヤ氏(40)によると、人種の違いによる迫害で自殺寸前に追い込まれた。彼は今に至るまで心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療を受けている。同僚は容姿をからかい、侮辱やいじめに発展した。これはイラクやアフガニスタンなど厳しい軍役のなか行われた。
モモナカイヤ氏は、その他の黒人兵士は第二級人民のように扱われたと強調。モモナカイヤ氏は指導部に訴えたが拒否され、裁判所に行くよう勧められた。こうした巨額の慰謝料は、2005年から24年軍役につくつもりだったが、2012年には差別により退役してしまったことを考慮した額だ。
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