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ノヴァゼムリャ列島の中心地、ベルーシャ・グバ市だけでも52頭のホッキョクグマが確認された。
保護者は子供を幼稚園や学校に行かせることを恐れている。クマはすでに騒ぎや人に慣れ、撃退用の光やノイズ信号、犬を連れた警察官に反応しない。だがホッキョクグマは絶滅危惧種であるため、射殺は法律で禁じられている。
Почему Новую Землю атакуют белые медведи: фотоответ https://t.co/F8yb9eGqyk pic.twitter.com/5be84MYI7L
— Ридус (@RidusNews) 11 февраля 2019 г.
現地当局は仕事場や教育機関に人々を送り届けるための特別交通経路を組織。幼稚園や学校はフェンスで覆われた。現地当局サイトには、ホッキョクグマに遭遇した場合、どう行動すべきかを記載した対策も掲載されている。
世界最大手自然保護団体の世界自然保護基金(WWF)は、気候変動により氷の面積が減少したほか、不適切に餌を捨てて匂いでクマを引きつけている人間の行動が引き起こした現象だとしている。
ロシア連邦自然利用監督局はアルハンゲリスク州とノヴァヤゼムリャ連邦管区長、国防省に対し、クマを引きつけていると見られる生活ゴミのゴミ捨て場処理問題について連絡を取った。