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2人はフロリダ州フォートローダーデールのホテルにチェックインした後、海へ散歩に出かけ、そこで十字架を見つけた。
目を疑ったというクリスさんは「こんなことは一生に一度のことで、もう二度とこんなことは起こらないでしょう」と語った。
白く塗られた十字架は貝などにおおわれており、一定期間水の中にあったことがわかる。
ゲイさん夫妻は、この十字架はプエルトリコの教会に設置されていたが、ハリケーン「マリア」の影響で流れ着いたのではないかと考えている。
ホテル側が特別車両をビーチへ送り、十字架を海から引きあげた。現在は旅行者たちが十字架と一緒に記念撮影をしているほか、祈りを捧げる人たちもいるという。
ハリケーン「マリア」は2017年9月にプエルトリコを襲った。5段階中最強の「カテゴリー5」の勢力を持った「マリア」は、ドミニカ島で壊滅的な被害を引き起こし、90%以上の建物が損傷または破壊された。少なくとも2975人が犠牲となった。