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ゲン報道官はブリーフィングで「中国側はすべての国が国連の原則を尊重し、他国の内政に干渉すべきではないと考える」と述べている。
ゲン報道官は、中国は国家主権、国内の安定を守ろうとするベネズエラ政府の尽力を当初から支持し続けてきたとし、あらゆる方面に対し、ベネズエラの権力と国民が憲法の枠内で平和的対話を支持し、問題の政治的解決を模索するよう呼び掛けていると強調した。
グアイド国会議長は1月23日、暫定大統領の座に就いたことを宣言。これに米国をはじめとする一連の諸国はすぐさま反応し、グアイド氏を暫定的な指導者として認める声明を表したものの、中国とロシアはマドゥーロ氏を合法的なベネズエラの大統領として支援する立場を表した。現段階では権力機構はマドゥロ氏が掌握しており、軍もマドゥロ氏への支持を表明している。