スプートニク日本
同紙の報道によると、双方は今のところ、正確な金額について論議を進めているが、仮に交渉が成功に終わらなかった場合、FTCはこの問題を裁判に持ち込む可能性があるという。交渉が進められている制裁金は、かつてFTCがテクノロジー企業に科した制裁金の中で最大のものになる可能性がある。同紙によると、2012年に米グーグルが支払った過去最大の制裁金の額は2250万ドルに上ったという。
FTCは2018年3月、フェイスブックがユーザー8700万人分の個人情報をデータ分析企業ケンブリッジ・アナリティカに引き渡したことに関連し、フェイスブックに対する調査を開始。ケンブリッジ・アナリティカは2016年、米大統領選挙キャンペーンの際に当時のトランプ候補と協力していた。同社の研究者らは当時、得られたデータに基づいて、有権者の政治的嗜好に関する評価を行ったほか、有権者それぞれが関心を持つ分野に直接含まれる広告を本人向けに表示していた。
関連ニュース