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連邦憲法擁護庁は5月の欧州議会選挙と9月のドイツ東部3州の州議会選挙におけるロシアの影響とプロパガンダを示す情報を集めるため、専門家グループを設置する。「ロシア政府の活発な動き」をメディアが報じたことを受けた措置。
例えば「ハノーファーシェ・アルゲマイネ」紙は「モスクワは西側諸国不安定化を行う意図において、ドイツ極右政党に同盟候補を見込んでいる」と伝えている。
独極右政党「ドイツのための選択肢」とロシア政府のつながりについては、昨年5月、独紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングが報じている。同紙によると、2017年2月、同政党のメンバー3人がロシア側の負担で、プライベート機を使いモスクワを訪れた。
同紙によると、「ドイツのための選択肢」と「右翼党(Die Rechte)」がロシア側の支援を受けている可能性がある。