南クリル諸島の住民、島の日本への引き渡しに反対=世論調査

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南クリル諸島の圧倒的多数の住民は、彼らが住んでいる島々はロシア領土であり続けるべきであると考えている。全ロシア世論調査センターのコンスタンチン・アブラモフ所長が明らかにした。

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所長によると、全ロシア世論調査センターは2月11日から17日にクナシリ島、シコタン島、エトロフ島で住民を対象に世論調査を行い、ロシアは南クリル諸島を日本へ引き渡すべきかどうかについて意見を聞いた。

世論調査:ロシア人の77%が、日本へのクリル譲渡に反対 - Sputnik 日本
世論調査:ロシア人の77%が、日本へのクリル譲渡に反対
アブラモフ所長は「世論調査は、南クリル諸島の住民の立場が明白であることを確認した。地元住民は島々の帰属に関する疑問は持っていない。クリル諸島はロシア領土である。これは回答者96%の意見である」と伝えた。

またアブラモフ氏は「クリル問題に対する明白な態度は、あらゆる島々でもあらゆる年齢層でも安定しており、指標は92%と97%の間で変動している」と指摘した。

世論調査は、南クリル諸島に住む成人およそ70%にあたる18歳以上の7695人を対象に実施された。

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