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ベトナム北部ランソン省にある国境の町には空港がない。金委員長が中国からベトナムまで列車あるいは自動車で向かうのではないかとの推測がなされている。平壌からハノイへ向かう路線は長さが4千キロで、およそ60時間かかる可能性がある。
金委員長の列車は遅いスピードで進み、中国国内の高速鉄道連絡システムを乱すかもしれないため、鉄道による訪問は問題を引き起こす可能性がある。
また、金委員長が列車で北京市に到着し、そこから飛行機でハノイまで移動する可能性もある。高い場所を恐れていた父親の金正日元総書記とは異なり、金委員長は既に、これまで複数の会談に向かう際に飛行機で移動している。例えば、シンガポールで行われた1回目の米朝首脳会談の場合、金委員長は北京市当局が提供した飛行機で現地に到着している。
複数のウォッチャーは、金委員長とトランプ米大統領による2回目の会談について、1回目の会談では北朝鮮の核武装解除に関して曖昧な約束しかなされなかったことを受け、より生産的に行われるはずだと指摘している。
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